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Coconuts チュートリアル |
Coconutsチュートリアル
このページでは、初めてCoconutsを使う方を対象に環境設定から実際にCoconutsを使ったサンプルアプリケーションを構築します。
--目次--
■Step 0 -環境作成-
■Step 1 -Hello Coconuts-
■Step 2 -ログ拡張機能を使う-
■Step 3 -QueueInterfaceを使ったキューの登録-
■Step 4 -キューの設定をXMLに置き換える-
■Step 5 -カードのデータを表示する-
■Step 1 -Hello Coconuts-
まずはCoconutsを使って"Hello Coconuts"をコンソールに表示してみましょう。
Coconutsはキューに入れられたイベントをActionに渡すのでActionクラスが必要です
Eclipseのメニューで"ファイル">"新規">"クラス"を選択してください。
インタフェースに"jp.co.vest.vosp.coconuts.Action"を追加してください。
クラス名は"HelloAction"とします。
このようなクラスが出来上がります。
3行目に"execute"というメソッドが生成されています。
Coconutsにイベントが入った場合、このメソッドが呼び出されます。
第一パラメータの"String arg0"は呼び出し元のキュー名が入ってきます。
第二パラメータの"Object arg1"にはCoconutsに入ったイベントが入ってきます。
戻り値のbooleanは同一キューに複数のActionが入っていた場合に継続するかを指定します。
今回はイベント内容をコンソールに出力するので、「System.out.println("Hello " + arg1);」とします。
戻り値はtrueとしておきましょう。
このようになります
次にメインクラスを作ります。
Eclipseのメニューで"ファイル">"新規">"クラス"を選択してください。
今回は"public static void main(String[] args)"にチェックしてください。
クラス名は"HelloMain"とします。
このようになります。
ここからはCoconutsにキューとアクションを登録していきます。
まずキューの登録です。キューの登録はこのように行います。
Coconuts.getInstance().addQueueType("キュー名","エラーキュー名");
今回はキュー名を"HelloQueue"としましょう。
エラーキュー名は使わないのでnullでかまいません。
次にActionの登録です。Actionの登録はこのように行います。
Coconuts.getInstance().addActionType("キュー名",Actionインスタンス);
キュー名は先ほど指定した"HelloQueue"を使います。
Actionインスタンスには先ほど作りましたHelloActionインスタンスを指定します。
最後にCoconutsへのイベント登録です。イベント登録はこのように行います。
Coconuts.getInstance().putEvent("キュー名",イベント);
キュー名は先ほど指定した"HelloQueue"を使います。
イベントは"Coconuts"とします。
これで完成です。このようになります。
では実際に起動してみましょう。
Eclipseの"パッケージ・エクスプローラ"の"HelloMain.java"を右クリックして"実行">"Java アプリケーション"とします。
コンソール上に"Hello Coconuts"と出ているはずです。
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