ホーム
ニュース

Coconuts
   ドキュメント
   ダウンロード
   チュートリアル
   ライセンス




お問い合わせ
訪問者数:6097人
Coconuts チュートリアル

Coconutsチュートリアル

このページでは、初めてCoconutsを使う方を対象に環境設定から実際にCoconutsを使ったサンプルアプリケーションを構築します。

--目次--
■Step 0 -環境作成-
■Step 1 -Hello Coconuts-
■Step 2 -ログ拡張機能を使う-
■Step 3 -QueueInterfaceを使ったキューの登録-
■Step 4 -キューの設定をXMLに置き換える-
■Step 5 -カードのデータを表示する-

■Step 1 -Hello Coconuts-


まずはCoconutsを使って"Hello Coconuts"をコンソールに表示してみましょう。
Coconutsはキューに入れられたイベントをActionに渡すのでActionクラスが必要です

Eclipseのメニューで"ファイル">"新規">"クラス"を選択してください。
インタフェースに"jp.co.vest.vosp.coconuts.Action"を追加してください。
クラス名は"HelloAction"とします。
このようなクラスが出来上がります。

3行目に"execute"というメソッドが生成されています。
Coconutsにイベントが入った場合、このメソッドが呼び出されます。
第一パラメータの"String arg0"は呼び出し元のキュー名が入ってきます。
第二パラメータの"Object arg1"にはCoconutsに入ったイベントが入ってきます。
戻り値のbooleanは同一キューに複数のActionが入っていた場合に継続するかを指定します。

今回はイベント内容をコンソールに出力するので、「System.out.println("Hello " + arg1);」とします。
戻り値はtrueとしておきましょう。
このようになります


次にメインクラスを作ります。
Eclipseのメニューで"ファイル">"新規">"クラス"を選択してください。
今回は"public static void main(String[] args)"にチェックしてください。
クラス名は"HelloMain"とします。
このようになります。


ここからはCoconutsにキューとアクションを登録していきます。
まずキューの登録です。キューの登録はこのように行います。

Coconuts.getInstance().addQueueType("キュー名","エラーキュー名");

今回はキュー名を"HelloQueue"としましょう。
エラーキュー名は使わないのでnullでかまいません。

次にActionの登録です。Actionの登録はこのように行います。

Coconuts.getInstance().addActionType("キュー名",Actionインスタンス);

キュー名は先ほど指定した"HelloQueue"を使います。
Actionインスタンスには先ほど作りましたHelloActionインスタンスを指定します。

最後にCoconutsへのイベント登録です。イベント登録はこのように行います。

Coconuts.getInstance().putEvent("キュー名",イベント);

キュー名は先ほど指定した"HelloQueue"を使います。
イベントは"Coconuts"とします。
これで完成です。このようになります。


では実際に起動してみましょう。
Eclipseの"パッケージ・エクスプローラ"の"HelloMain.java"を右クリックして"実行">"Java アプリケーション"とします。
コンソール上に"Hello Coconuts"と出ているはずです。



Copyright (c) 2006, VEST.SOFTWARE
All rights reserved